マンズワインが今年リリースした、「ソラリス マニフィカ 2002」を飲みました。
調理スタッフの冨樫くんが待ち焦がれていた赤ワインです。
2002年産東山カベルネソーヴィニヨンと2002年産小諸メルローを19か月樽熟成、
2004年に瓶詰、瓶熟を待ち、今年2008年に発売されました。
マンズワインは、ワイン用酵母の開発などにおいてもすばらしい功績を挙げられています。
口に含んだ時のなめらかさに驚きました、果実味とタンニンが緻密に溶け合っていて、
その緻密さを酸と控えめな樽香が、そっと支えている感じです。
「もう一口のみたい、あ、もう一口確かめたい」と思わせる、いいワインだと思います。
ソラリスの赤のシリーズは、酸がいい、と思います、エレガントです。
マンズワインはキッコーマンが親会社とはいえ、国産ワイン部門においては、
びっくりするような人数や恵まれた環境ではなかったはずです。
いろいろな摩擦もあるだろうな、と想像ですが、その中でこつこつと積み上げた業績には、
陰ながら静かに拍手です。
日本全国にいろいろなワインがありますが、
わたくし共は、飲み、売らせて頂いて、感謝と賞賛とさせて頂きます!