秋田県鹿角郡小坂町鴇(ときと)の葡萄で造られるワインを初入荷!
ワイナリー名は「ワイナリーこのはな」さんです。
今回リストに入ったワインは以下の2種、赤とロゼです。
赤 鴇(ときと)ワイングランド赤 ¥3600
ロゼ 鴇(ときと)ワイングランドロゼ ¥3600
ワイングランドは故澤登晴雄先生が交配、開発した葡萄の品種名です。
モスクワアムレンシス、中島1号(北海道山葡萄)、セイベルの掛け合わせだそうです。
寒さに強そうな交配ですね、十和田湖畔の厳しい気候にぴたしと合ったようです。
小公子もブレンドされてます、これもまた澤登品種で日本に自生する山葡萄に
中央ヒマラヤ山葡萄など5種を掛け合わせてます。
ベリー系の果実の香り、ローズヒップのジャムっぽい酸味が特徴的です。
山葡萄系の赤ワインだともうちょっと色が濃くて酸味も強くて…、と想像していたのですが、
ワイングランドは柔らかくて女性的な印象です。
寒冷地のエレガントな赤ワイン、いいですー。ブレンドした小公子が奥行き感を
出しているのでしょうね、余韻も長めです。
鴇のブドウ畑は約1000年前の十和田湖の噴火による火山灰が堆積した土壌で
水はけがよく肥沃度は低いそうです。
この火砕流台地の地層はフィロキセラ(ブドウ根アブラムシ)が発生しにくく
なんと全て自根栽培なんだということ。
このワインのワイングランド種の樹は何歳ぐらいなんでしょうね、
今度お伺いしてみましょう。
というわけで、秋田県産ワイン、楽しんでみてください!
鴇(ときと)!激流を制するは静水…!